オーストラリアで節税対策

貯める

オーストラリアで私が行っている節税をお伝えしていきたいと思います。

パートナーの方の口座にお金を入れる。

日本には、相続税、贈与税がありますが、オーストラリアではそれがありません。そのため、例えば夫が稼いだお金を妻に渡しても問題ありません。もし、パートナーの方の収入が稼いでいる方より少ない場合は、その方にお金を渡すと税金で得になる可能性があります。例えば、私の家族の場合は、私の妻は、働いておりませんので、私が稼いだお金を妻の口座に入れて銀行の利子を得ています。そうすると妻は収入がありませんので、その利子で得た収入に税金がかかることはありません。また、投資信託へも投資をしておりますが、それも妻の口座にしております。それにより、配当金にも税金がかかることがありません。パートナーが働いていたとしても、その方の収入が 利子と合わせて$18,200以下の場合は、税金がかかることはありません。難点は、もし、離婚した場合に揉めると言うところでしょうか。。。

Salary Sacrifice(サラリーサクリファイス)を利用する。

まず、会社に雇われて働いてお給料をもらっている方は、会社からスーパーアニュエーションの口座に会社より給料の11.5%(2024年6月までは11%)がご自身のスーパーアニュエーションの口座に振り込まれています。
そのスーパーアニュエーションの口座にさらに自分で決めた金額を入れることができ、それに伴い節税を行うことができます。その自分で決めた金額を入れることを Salary Sacrifice と言います。
例えば、年収が $70,000 の方が月$300 スーパーアニュエーションに Salary Sacrifice として入れた場合、下記となります。

最終的に、$630.00 得となります。手順は簡単で働いている会社に、Salary Sacrifice として月にいくら入れるか伝えるだけです。なお、スーパーアニュエーションに入れる際に、Contribution Tax として、15% は税金として支払う必要があります。また、最終的には増えるという利点がありますが、そのときの手取りが減ることと、スーパーアニュエーションに入れるため、引き出しが一定の年齢にならないと使えないと言う欠点はあります。それを踏まえて一度検討していただけると良いと思います。

なお、私は、2023年はこのサラリーサクリファイスをやっておりましたが、家賃が上がったことと、歯医者にかなりお金をかけたことにより、手取りを増やす必要があり、2024年からはお休みしています。ですので、そのときの状況によってこの制度を使ったり使わなかったりして、老後のために資金を増やしても良いと思います。

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