日本でのマイナス金利解除に関して思うこと

日本でマイナス金利の解除が話題になりました。これを機に日本が世界で戦えるようにまたなると良いなと思います。オーストラリアに住んでいる私たちからすれば、日本に一時帰国し、すべてが安いことはかなり得ですが、諸外国と比べて賃金が安く、物が安いことは世界の情勢から遅れをとってしまうので、ぜひとも頑張ってもらいたいと思います。
それとは別に、ニュースを見ていて思ったことをいくつか書きたいと思います。まず、銀行の利子が20倍になったと話題になりましたが、0.001%が0.02%になっても１００万円預けても２００円しか１年で付きません。でも、どのニュースを見ていてもそこを計算しているところはなく、２０倍になったことを強調していました。でも、住宅ローンを変動金利にしていて0.1%あがると3,000万円の借り入れで35年間で約56万円支払額が多くなると報道しており、月に変換すると約2,000円とは伝えておらず、額が大きい56万円を強調していました。もちろん月2,000円は大きいですが、何回かのコーヒー、ランチ、もしくは１回の飲み会を我慢すれば産出できない額ではないと思います。そのときに、１日コーヒーを我慢したら、タバコを我慢したら、自動販売機で買うのを我慢したらいくらかなどを一緒に伝えてくれればと思い、ニュースもそのまま受け止めず、自分の中でかみ砕いて理解することが必要だと改めて思いました。